「テレマークスキー」やってみよう!

「テレマークスキー」やってみよう!

雪上を舞うように滑る「テレマークスキー」。
目にしたことがある人も多いはず。 かかとがグラグラで上がる、テレマークスキーは、足を揃えるとバランスを維持するのが難しくなりますが、前後に開けば安定します。 それが独特の「テレマーク姿勢」を生み出します。

かかとが上がる分、軽快に動けるので、「滑ること」「歩くこと」「飛ぶこと」を、楽にこなすことができ、バックカントリー等でも自由度を発揮します。 さあ、“Let’s heel free! “

1.用具

専用のブーツとビンディングが必要です。ブーツの大きな特徴は、前の方に「蛇腹」と呼ばれる折れ曲がる部分があります。この蛇腹の位置が、自分の足の関節に合うサイズを選びましょう。
ビンディングは、前の方はスキーに固定されますが、踵は自由に上がります。
ブーツをビンディングの装着するときは、ビンディングのタイプによっては、左右が決まっているので、確かめましょう。
レンタル用品は、スキースクール・レンタルショップなどにありますが、あまり多くないので、事前に問い合わせましょう。

2.まずは

ブーツをビンディングに装着したら、まずは歩いてみましょう。後ろ側の足のかかとが上がり、足が前後に開きます。それが「テレマーク姿勢」です。

かかとが上がる分、実際の歩行に近く、シール(スキン)をつけたバックカントリーでも、比較的楽に歩くことができます。
また、足が前後に開いたまま、軽くジャンプしてみましょう。その踏み蹴る時の感じが、両足への荷重の感じ(荷重配分)です。
この姿勢で、ターンをコントロールします。

3.慣れる

平らなところで、早足で歩いたりジャンプして足を入れ換えたりして、両足を前後に開いた中でバランスをとることに慣れましょう。

スムーズに足を入れ換えれるようになると、「安定感増し増し!」です。

4.滑る(全くスキーをしたことのない人は、まずはハの字で曲がれるようになりましょう)

テレマーク姿勢のままで、斜めに滑りましょう。
これをㇵの字でターンをして方向を変え、連続して斜めに滑りましょう。
慣れてきたら、ハの字時間を短くして、テレマーク姿勢の時間を長くするようしてみましょう。

さあ、これであなたも“Free Heeler”
太腿が辛くなったら、休み休み滑りましょうね。
思い通り滑れるようになったら、深雪やコブそしてパークなどにもチャレンジ!

「テレマークスキーはSIA公認校で!」