SIAメダル検定
SIA Medal
アルペンスキーの頂点といえばワールドカップ。パワーと勇気、 集中力を全開にして最速を競います。結果はタイムで表示されます。SIAメダル検定は、このレーシングシーンでのタイムチャレンジです。あなたの対戦相手はSIAペースメーカー。ペースメーカーとは、SIAメダル検定の運営とペースメーカーポイントを取得したスキー教師です。女子、小学生、50歳以上の男子には5%、50歳以上の女子には10%のタイムハンデが設定されています。速さと正確さで自分の技術を試す「SIAメダル検定」に一度チャレンジしてみて下さい。 スタート台に立ったら、あなたもレーサー。
SIAメダル検定の各クラスとa判定基準 | |||
---|---|---|---|
メダル/クラス | 男子 | 女子・小学生・ 50歳以上の男子 |
50歳以上の女子 |
■ 金メダル | SLTの105%以内 | SLTの110%以内 | SLTの115%以内 |
■ 銀メダル | SLTの115%以内 | SLTの120%以内 | SLTの125%以内 |
■ 銅メダル | SLTの140%以内 | SLTの145%以内 | SLTの150%以内 |
□ 白メダル | SLTの160%以内 | SLTの165%以内 | SLTの170%以内 |
■ 青メダル | SLTの180%以内 | SLTの185%以内 | SLTの190%以内 |
■ 赤メダル | 青メダルタイムを越えたもの |
SLT(SIAレベルタイム)は、SIAペースメーカーのタイムとペースメーカーポイントから算出されます。SIAペースメーカーとは、SIAメダル検定を行うためのポイントを認定されたスキー教師です。速さに応じたポイントを所有していますので、コースの難易度や長さに相応しいSLTが算出されます。こうして算出されたSLTによって、あなたの速さを評価することになります。
※ペースメーカーの試走によりSLTを決定
ペースメーカー(PM)は前走を含め一度以上、 必要な回数を検定中必要な時に試走して計時することが出来、その中で最良のタイムを採用します。
SLTの算出法:SLT=PMのタイム÷PMのポイント×100
※ペースメーカーの役割
ペースメーカーは検定斜面の設定とポールのセット、検定会の運営等を行います。必要に応じて、検定会に先立ち、検定の方法、ルール、 競技スキーの正しい知識などを検定生に理解させるための講習を行います。
- 斜面条件
- コースの全長は300m以上、平均斜度は15~20度の斜面。旗門数とセットは最新のFISルール(GSL)を参考とします。
- コース設定の条件
- 検定は、申し込み種類に対してのみ行います。各メダル検定実施に際しては、各種目ごとに前走を行うものとします。
-
- ・スタート:スタート地点は、シャベル等で平らにし、スタート台とします。
- ・ゴール:ゴールゲートの間隔は8m以上とします。地形は平坦または緩やかな斜度を設定し、 充分な広さを確保し安全を図ります。
- ・コース整備:よく踏み固められたコースにします。新雪の降った後は、コース内だけでなく、 コース外側も充分圧雪し、滑降中コース外に飛び出しても安全であるように配慮します。
- 滑る回数
- ペースメーカーは必要な回数の試走を行います。検定生の滑降は1本1採用を原則とします。但し、必要と認められる場合は、2本滑降し、タイムの良い方を採用します。
- スタート順
- 抽選等によります
- 計時
- 最新のFISルール(GSL)を
参考とします。
- 検定料(認定料・消費税含む)
- 2,300円
この検定に関しての規程は、
「SIAメダル検定規程」をご覧下さい。